版画・合羽摺の森義利のプロフィール(年表)

森義利について、年表

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森義利 年表

1898年10月31日、日本橋本船町24の祖父四代目森源次郎の家で六代目源次郎として生まれる。
先祖は摂津西之宮から江戸に移り住んだ西之宮六右衛門一族。1615年(元和元年)にはすでに本船町で魚介類の卸売をはじめた。

●個展
1957年 中央公論画廊
1960-61 日本橋画廊
1961 スペイン、バルセロナのサラ・ギャスパー画廊
1962-65 日本橋画廊
1966 ニューヨーク、ジャパン・ソサエティの後援によりアメリカ巡回展
1968-69 ポールギャラリー
1971 伊勢丹/ハワイ、ダウンタウン・ギャラリー
1972 カリフォルニア、サンディエゴ美術館/養清堂画廊
1973 伊勢丹
1975 銀座・和光
1976 伊勢丹/ポールギャラリー
1978 銀座・和光
1979 養清堂画廊、ハワイ州立ホノルル美術館
1980 兜屋画廊「ガラス絵」/銀座・松坂屋
1981 兜屋画廊「ガラス絵」/銀座・松屋/西ドイツ、ケルン、クンストハンデル、クレフィシュ
1982 銀座・和光「版画と素描」
1983 養清堂画廊/ハワイ、ギャラリーEAS/ポールギャラリー/兜屋画廊「板彫絵」/加藤ギャラリー/山木美術
1984 すまいギャラリー
1985 銀座・松坂屋「画業70年記念、合羽版森義利展」/オランダ、ライデン民族学博物館にて個展、引き続き欧州各地を巡回/銀座・和光「歌舞伎を描く」
●国際展
1957 第1回国際版画ビエンナーレ展
1961 第6回国際美術展
1963 第7回国際美術展
1966 第5回国際版画ビエンナーレ展
1969 スペインのバルセロナで催された第1回国際版画展にて受賞
1971 ブリュッセル現代日本版画展
1972 西ドイツ・ケルンでの現代日本版画展
1976 日仏現代美術展、パリ、グラン・パレ
●その他
1957 ユーゴスラビア現代日本版画巡回展
1958 ニューヨーク、セント・ジェイムズ教会、現代日本版画展/アメリカ、現代日本版画巡回展/オーストリア、現代交換展
1959 スペイン、現代日本美術展
1960 エル・サルバドル、現代日本美術展/メキシコ、現代日本美術展/オーストラリア、現代日本美術展/ニューヨーク、アジア・ハウス後援による現代日本版画コンテストで受賞
1961 ローマ、日本美術展
1962 毎日新聞社主催、第5回現代日本美術展
1964 毎日新聞社主催、第6回現代日本美術展
1965 ピッツバーグ、現代日本美術展/第1回日本芸術見本市に招待され、東京国立近代美術館、シカゴ美術館、サンフランシスコのデ・ヤング美術館に出品
1966 戦後の日本の版画展
1967 第2回日本芸術祭、東京国立近代美術館、ハワイ、テキサス、ニューオリンズ、近代から現代までの日本版画展
1968 第3回日本芸術祭、東京国立近代美術館、メキシコ、リオデジャネイロ、セントルイス
1970 ギリシア、イタリア、フランス、スペイン、ポルトガル旅行
1971 アメリカ旅行
1972 アメリカ旅行
1976 紺綬褒章受賞
1977 日本テレビ制作「美の世界・合羽摺に賭ける」放映/画集「合羽摺森義利」叢文社 より刊行
1979 南米巡回陶芸・版画展(国際交流基金主催)
1980 「合羽摺に託す日本のこころ」フジテレビより放映/東京国立近代美術館「日本の型染」/東京都美術館「現代版画の一断面」
1984 アメリカ、メリーランド州立大学より名誉美術博士号を授与される。
1989 「幻影の東京下町」日本放送協会より刊行/「少々昔の東京下町幻影」NHKテレビより放映
●出版物
1957 第1回国際版画ビエンナーレ展、読売新聞/アジアマガジン、1960年9月20日付、ニューテクニックによる版画技法、ジェイムズ・ミッチェナー著“現代版画”/河北倫明著“日本版画”、アートジャーナル、1962年4月号
1962 1月3日、6日付“12ヶ月の出来事”読売新聞
1965 1月30日付、東京新聞/10月4日付、毎日デイリーニューズ
1971 10月18日付、ジャパンタイムズ“パーソナリティープロフィール”/11月号、オリエンテーション/3月4日付、サンディスター紙(ホノルル)
1979 ジャパンタイムズ「ウィークリーピープル」
1980 「ジャパニーズ・プリント・トゥディ」主婦の友社
1981 PHP国際4月号、11月号「PHP Profile」
1982 読売新聞、和光展評文、版画芸術37号
1984 3月16日付、朝日新聞“人”
1985 版画芸術48号“森義利画業70年誌上大回顧展”/月刊美術4月号“人と芸術”“現代日本の作家たち”/4月16日付、毎日新聞“トーク 老い”
1986 美術手帖、長谷川公之著“現代版画”“イメージの追跡”

森義利

合羽版を摺る森義利合羽摺りという技法を用いた、合羽版を考案した日本を代表する版画家。生まれ育った東京下町の風物や歌舞伎、武神、歌舞伎、源平合戦などをテーマとした力強い作風が持ち味。ダイナミックな『動』の作風に魅了された国内外のコレクターにより、作品の多くはいまも愛蔵されている。

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