~最新情報~
後刷りの販売や著作権レンタルなどを行っています。詳しくはお問い合わせください。Tシャツや手ぬぐいなどのグッズは歌舞伎座にて販売しています。
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森義利作品の特徴とは
合羽摺りによるいきいきとした動の世界。
1972 70.0×50.0 清盛の勇士 ed.50森義利作品をご覧になった方の多くが、躍動感あふれる図柄に驚きを持つことでしょう。テーマは主によっつ。源氏物語と平家物語、歌舞伎、仏と武将、風物において多くの作品を残しています。
緻密さと大胆さ。その両方を併せ持つ独自の世界観は、国内外を問わず多くのコレクターの心をとらえてきました。森義利亡き後も、転売などで出品されることは少なく、コレクター愛蔵の作品群となっております。
対象を独自の感性でデフォルメした図案は、『動』の大胆さと快活さを見る者に与えています。他にはない、森義利だけの独特の世界観を、ぜひご覧ください。
染物の型の技術を利用した合羽摺り。
1972 70.0×52.0 祇王の舞 ed.50森義利作品の大多数の作品は、合羽摺りという技法によって摺られています。数枚の薄い和紙を柿渋で塗り、張り合わせて仕上げた強靭な渋紙に描画し、作品の最後の仕上げに墨色で輪郭をつけて摺る「骨線摺り」を多用した技法です。
森義利は、自らの来歴でもある染め物からヒントを得て、和染めでは一般的な「渋紙」を使用し、合羽摺りを創造いたしました。
合羽摺りについてさらに詳しく見る
森義利作品をご覧になるには。
森義利の作品は、世界中の美術館や蒐集家により、保持されています。作品のうちいくつかは、画廊やオークションなどで流通しています。
所蔵いただいている代表的なところは、町田市立国際版画美術館や東京都中央区郷土資料館、黒部市美術館など。特に町田市立国際版画美術館では、100点を超える作品が収蔵されており、事前予約は必要ですが、学芸員さんと予定が合えば解説付きで作品をご覧になることができます。
東京都中央区郷土資料館には200点以上が収蔵され、合羽版だけでなく、肉筆やスケッチ画も収蔵されています。黒部市美術館にも100点前後の作品が収蔵されており、常設展示されているものもあります。その他、国内には多数の収蔵先がございます。
国外では、バルセロナ美術館(スペイン)などが特に早期から森義利作品の蒐集を開始。ボストン美術館やフィラデルフィア美術館など、現在も20前後の美術館において収蔵が確認されています。
収蔵先一覧を見る
常設展示になっているかどうかは、訪問前に各美術館に必ずお問い合わせください。
展開中の森義利グッズや製品について。
森義利作品の図案は、各種グッズやステーショナリー、製品として世の中に羽ばたいています。一例では、歌舞伎座にて、演目に合わせたグッズや森義利代表作品のTシャツ、手ぬぐい、ポチ袋などを販売しています。今後も、積極的に各方面にグッズ展開していきます。※歌舞伎座に展開中の商品は、季節や演目に応じて変更しております。
また、森義利の商品を置いてみたいという店舗・施設様も随時募集しております。ご興味のある方はお問い合わせフォームよりご連絡ください。
展開中のグッズ・製品を詳しく見る
森義利作品をご利用いただいております。
池波正太郎著「おせん」表紙画 森義利作品は、テレビや紙媒体の制作現場を筆頭にさまざまな形態でご利用いただいております。特に、メインテーマでもある源氏物語と平家物語、歌舞伎、仏と武将、風物(江戸・明治・大正・昭和初期の庶民の暮らし)においては、メイン画像や第一特集などに使用されることもあります。森アトリエでは、これらの素材が必要な方に有償にて著作権をお貸出しいたします。
【主な利用方法】
・TV番組、CM、映画など、各種映像素材として
・書籍や雑誌など、紙媒体における素材として
・ステーショナリーやグッズなど、その他、各種図案素材として
・カレンダーなどの図案として
・衣類の柄原案として
お問い合わせ、お待ちしております。
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